ビアンバーに沼った話

 結論はタイトル通りで後は脳みそがぐちゃぐちゃになったいかれた女が、どうしようもなくなった感情のやり場をスミノフアイス2本入れた頭で書いてる文章になる。

 ろくでもないろくでなしの女が沼にハマって抜け出せなくなって、感情がめちゃめちゃになってるのを高見から見物したいなら読んでも面白いかもしれないけど、それ以外は面白くないからさっさとブラウザを閉じるか、別の記事を読むか、クリミナルマインドかゴシップガールでも見てる方が有意義だと思う。

 

 まず始めに、私はAロマンティックのAセクシャルのシスジェンダーだってことを明記しておく。少なくとも私の性自認はそうだ。だからって人を好きにならない訳じゃない。友愛と敬愛と恋愛の区別がつかないだけだ。

 今回はその敬愛に感情がめちゃくちゃにされてる話をする。

 

 ビアンバーに初めて行ったのは数年前のことで、フォロワーに連れていって貰ったのが最初だ。その時に今の推しに初めて会った。その時は、魅力的で素敵な人だなぁ以上の感情はなく、ビアンバーという女性だけの空間(初めて行ったときは男性がいたな…)を楽しんで帰った。私はまごう事なきツイ廃クソ野郎なので、お店とその人の事をフォローした。だって行けなくても情報は欲しいから。

 

 たぶん、というか確実にダメになったのは2回目からだ。メンヘラではなく、正式に精神疾患を抱えた私は、長期療養休暇と言う名の〇か月休職したら退職♡というすばらしいお知らせを弊社からいただき、長期的にフォロワーの家に住み始めていた。なぜなら実家が嫌いだから。(実家が嫌いってだけで数ヶ月も泊めてくれるフォロワーマジすごい)

 もうどうせ終るんだし、ためてた貯金をパーッと使いたくなった。そして思い出したのが、数年前に行ったビアンバーだった。何度か移転しているようだが、検索すればすぐに出てきてくれたし、泊めてくれてるフォロワーの家からビビるほど近かった。

 せっかくだし可愛くしていこうと思ったし、既に推しのファンになってた私はプレゼントも買った。なぜなら推しのファンだったから。

 そこからはもう怒濤のようだった。行く度にシャンパン入れたし、チェキを取ったし、チップを投げた。だって知ってる以上に魅力的で素晴らしいほどに素敵な人だったから。ネットの情報が全てじゃねぇ、現実でしかわからねぇ事の方が多い…。

 

 でも、推しは当たり前の様に人間で、当たり前の様に可愛らしい女性の人だった。強いだけじゃないし、いつも懸命に努力をしていて、いつもひたむきに前を向いてる人だった。こんなん愛さない理由なくない?あるよってヤツは私とわかり合えないヤツだから帰りな。

 そんなこんなで私はめちゃくちゃ推しを愛してしまっている。現在進行形で。しかしパーッと使えるだけの貯金は余裕で使い果たしたので、転職活動のまっただ中だ。こんな時こそ推しに会いたいのにな。

 金があるってすごいことだ。推しに貢献できる。推しに物理的に愛を伝えるならやっぱり金なんだよなってしみじみ思いながらこれを書いてるからそういうことだ。

 愛は金じゃ買えないかもしれないけど、愛は金で表現できる。だから金のなくなった私は勝手に寂しくなって、勝手にこんなものを書いている。きもい粘着メンヘラより質が悪い。自覚があるだけまだましだと自分に言い聞かせる時間の方が長い。

 愛してるなんて言葉は簡単だなって書きながら思う。だって月が綺麗なだけで、だってブレーキランプを5回点滅させるだけで出来るんだから。私死んでも良いわ。わはは。

 

 私が初めて会ったときより、2回目に会ったときより、どんどん大好きになってることをどう伝えればいいのかもわからん。推しがこれから見る世界を一緒に見たいなって思う。客なんかじゃなくてもっと近くで。だけどそんなこと出来るはずもないから、こんな妄言をこういう掃きだめに吐き散らかしてる。いや、推しにも言ったことがあるから、厄介な客のリストに居る気がする。自信がある。厄介な客の自覚があるならもっと自制すべきなのにそれすら出来ない自分が惨めだし、惨めな自分に酔ってる節すらありそう。バカなヤツ。

 

 推しのファンから推しになって本当にただの厄介な細客になった。こんな風になるなら行かなきゃ良かったと思えればまだ救いはあったろうに。行かなきゃ良かったなんてこれっぽっちも思わないし、出会わなければなんて思わせない推しがすごい。だから好き。バカなヤツ。

 これからも厄介な細客として、ビアンバーに通い続ける自信があるし、これからもっとめんどくさい客になるんだろう。そんな風になりなくないなと思いつつも、そうなる未来しか見えない。推しに嫌われたくないから大人しい無難な客で居たい。そんなの無理な気もするけど。

 

 今まで、推してきた人は皆、事務所を辞めたり、グループ自体が解散したり、二次元のキャラは死ぬ、圧倒的死神な私が愛しても死なない女王様は推ししかない。だからきっと私はどんどん厄介な客になっていくんだろう。自覚しながら辞められない自分を止められない。これを推しが見るかもしれない場所で書いてることがその証明だ。

 

 

 こんな文章酔ってなきゃ書けない。愛します、これからもずっと。私から愛されて不幸になってくれ、死神だから。私は幸せになれたし、不幸にもなれた。だからずっと幸せに推しを愛し続けられる。生きてる人間を推すもんじゃない。でも愛して愛して溜まらない。バカなヤツ戯言はこれでおしまいにします。